ガールズ&パンツァー劇場版 感想
本当であれば一年前に書きたかった記事なのですが、このブログを作ったのがまあ今年の9月ということでちょうど1周年という形で書かせていただきます。ちなみに私はまほが好きです。
一年前の今日この映画を見たときの満足感はそれはそれはとてつもないものでした。
自分がこんなシーンを見てみたいと思っていたシーンが一つの余すところなく再現されていて、見たいけど無理だろうと諦めていたシーンも見られました。
見終わってから劇場で私はただただ感謝していました。
この映画を作ってくれたスタッフ・キャストの皆さん。
この映画を上映してくれた劇場のスタッフの皆さん。
最後に私をこの世に作ってくれた両親、先祖代々の皆さん。
3つ目は冗談のようですが本気でそう思いました。
ありがとう。
今まで生きていてよかった。
そう思える映画でした。
そんなことがあってから一年。劇場で何度も観賞して今年は生まれて初めて2桁劇場で映画を見たという年になりました。そのほとんどがガルパン。
初めてBDを購入。特典ありすぎ。副音声が3種類ってどういうことなの。
3分ちょっとでわかるガールズ&パンツァーは割愛して
本編は大洗のゴルフ場から始まります。
聖グロを大洗・知波単連合が追い詰めているシーンです。
優雅なダー様とペコ。アニメで喋るのは初めてのアッサム。いつも通りの大洗あんこうチーム。ミルクセーキとか長らく飲んでないなあ。
自動車部が敵の別働隊を抑えていますがここでは敵がどこのだれだかわかりません。
大洗・知波単は少しずつ敵との距離を詰めることにします。
「パンツァー・フォー!」
ここで知波単には意味が通じず、意味を解説してくれます。映画が初ガルパンって人もいますからね。
そしてオープニングへ
前進する戦車たちを横から映す構図でタイトル。そしてメインテーマ。
ああ、ガルパンが始まったんだなと思わせてくれます。
オープニングでは大洗の車両を1両ずつ映していきます。この時一両一両エンジン音が違うのがよくわかりますね。
オープニングが終わってからは知波単がやらかして一気にピンチに。聖グロと組んでいたのはプラウダ。新キャラのクラーラが登場。
大洗はゴルフ場から市街地に逃げます。TV版のオマージュや新しく建物を破壊。ここまで許可降りたんですね。KV-2とか壊すために撃ってるでしょこれ。聖グロのローズヒップも登場。まさかの桃ちゃんに撃破されました。
最終的に大洗は敗北。
その後、廃校になり、前夜に戦車道のみんなは学校に集まります。
そこへサンダースの飛行機が飛来。サンダースが戦車を預かってくれることに。
「紛失したという書類を作ったわ!」
それでいいのか!絶対バレるでしょ!
しかし大丈夫なのがガルパン。
学園艦から陸地へ降り、戦車でコンビニ行ったり、免許証がいい加減だったり風紀委員がヤンキーになってたりネタを挟んでいきます。
そして印鑑を押してもらいにみほは実家へ。
まほとは話ができるようになりましたが、母親とは会わずに終わります。母親との溝は修復されていませんが、そんな気まずさというかぎこちなさが描かれています。
西住姉妹の回想シーン。私が見たかったシーンです。これまほが運転してんのかな。ただただ仲のいい2人の光景とBGMが心に残ります。
その後大洗の廃校阻止に母親のしほが手を貸してくれます。
「来年の大会に大洗女子学園が出てこなければ、黒森峰が叩き潰すことができなくなるわね。」
娘のため、とは全く言わない。思ってさえもいないかもしれない。彼女の強さが現れています。
しほの助力もあり、大学選抜に勝てば廃校を免れるという希望を持って会長が帰ってきます。
ここで見せる念書にしほのサインと印鑑が押してあります。ですが会長はみほに母親のことを何も言わないんですよね。
物語は大学選抜戦へ。この映画はここからです。TV版4話以来の殲滅戦,しかも30対30,さらにオールスター戦。テンションが上がらないわけがない。最初に黒森峰が来るっていうのがいいですよね。みほに「お姉ちゃんありがとう」って言われても何も言わないまほ好きです。このシーン見て私はイナズマイレブンの鬼道を思い出しました。
アンツィオはCV-33で駆けつけます。P-40で来いよ!実は前のシーンでP-40が入院してるのがニュースになってるんですね。まあアンツィオといえばCV-33ですよね。
いよいよ試合開始。大喜利という名の作戦会議をして3つの中隊に分かれます。初見の時この中隊がさっぱりわからなくて苦労しました。
「あなた、なんだかんだ言って妹のこと信じてないのね」
カチューシャのセリフです。西住姉妹の関係にこういう毒のあることを言うのはカチューシャくらいなのではないでしょうか。キャラクターの使い方が上手いなあと思います。あとまほの「行くか」がかっこいい。
大学選抜戦最初の見せ場は「謎の砲撃」これによって重戦車中心のひまわりが不利になります。見たことないんですが爆音だとどんなんなんでしょう。
続いてプラウダ。何でしょうね、別に死ぬわけでも何でもないのにBGMで涙を誘われるシーンです。
カール自走臼砲戦、前のバレー部が円陣組むカットが好きです。そしてセルフBGMで戦闘開始。この曲のためにサントラ買った人は多いのでは?ここ戦車飛びまくりですね。継続は意外にもここで退場。
遊園地跡戦。ここを一時期ボコミュージアムと勘違いしていた時期がありました。遊園地のアトラクションを使いながら戦車戦。最初に観覧車が映った時にゴジラvsモスラを思い出しました。まさか観覧車先輩があそこまで活躍するとは。アンツィオはジェットコースターのコースを使って活躍。ペパロニのドライブテクニックはどうなっているんだ・・・?
センチュリオン参戦。超信地旋回ってかっこよいですね。あれしながら当てられるってセンチュリオン操縦手と砲手の脳は繋がってるんでしょうか。それとも慣れっこなんですかね。
「エンジン規定はあるけど、モーターはないもんね」
そして自爆する自動車部。好き
中央広場戦。西住姉妹の共闘、これも見たかったシーンの一つです。最後には西住姉妹vsセンチュリオンになります。やはりまほスキーの私はまほに生き残って欲しいところだったんですが、いや、まほが犠牲になってみほがとどめを刺すだろうと諦めていました。そしたらあれですからね。まほの表情とともに最高の一言につきます。
「戦車道には本当に、人生の大切なことが詰まってるね」
「だろう?」
この映画はこの会話で終わります。主人公ではなく新キャラの会話です。
うん、そうだね。戦車道は最高。ガルパンは最高。そう思う映画でした。
ガルパンはまだ最終章が制作されるそうで、何やるんでしょうね。今作は完成が公開4日前だったとか。
改めて、私がこの映画を見ることに関わった全ての皆さんありがとうございました。そして最後にこの記事を最後まで読んでくれた皆さん(と言うほど多くないでしょうが)に感謝を