自由帳

「私」が好きに綴る日記です。

アイカツ!第3話感想 天才とは

アイカツ!第3話 「あなたをもっと知りたくて」

先日借りたBDでアイカツを少しずつ振り返っています。この話は3年半放送されたアイカツの中でも特に好きな話の一つです。

アイカツ一週目の方がご覧になる可能性もあるのでネタバレはしません。

第2話のオーディションに受かったあおいとこっそりついてきたいちごが美月さんの1日マネージャーになり美月さんの凄さに圧倒される、だけで終わらない話。

 

いちごとあおいはトップアイドル美月の仕事に1日密着することになったのですが、美月さんは朝5時にあおいが迎えにきた時点で既に準備完了。声出しまで終わらせていました。美月さんの朝は早い。

その後はレコーディング。当然のように一発OK。Move on now!ってまだ収録してなかったんですね。

次にニュース番組。消費税の値上げについてコメントするアイドルとは一体!?

そしてごきげんようみたいな番組へ。美月さんは大人っぽいキャラのイメージですがこういう可愛いキャラな時もたまにあります。

そんな美月を1日見ていたいちごとあおいは美月はなんでも完璧にこなせる天才なのだと思います。しかし美月のマネージャーの月影は「美月は二人の思っているような天才ではない」と言います。

最後にライブ。本当に超過密スケジュールですね。

 

ライブも終わって夜遅くにスターライト学園まで帰ってきた一行。美月は美月パレスに、いちごとあおいは学園の庭で話をします。「今日は1日いろいろあって疲れたね」「美月さんはもっと疲れてるんだろうね」

その時いちごが美月からアイカツフォンを預かったままになっていたことに気づきます。

 

アイカツフォンを返しに美月パレスにきた二人。あんなに忙しかった美月はまだ起きているのかなと声を抑えて話していると部屋からは物音が。ドアを開けてみると中では美月が自主レッスンをしている最中でした。部屋の壁一面が鏡になっていてその前で踊る美月の足元の床は削れていました。

必死にレッスンしているその姿に2人は今日は出直そうとしますが、鉢を倒してしまい、美月さんが部屋から出てきます。慌てながらもいちごは忘れ物を渡します。美月は呼吸を整えてから「わざわざありがとう、今日はゆっくり休んでね」と言いました。

そこに月影さんが来て、美月のことを話してくれます。美月はただの天才じゃない。常に他の誰よりも厳しい努力をしている。最初から完璧なアイドルなんて誰一人いない。

美月に近づくためには、美月以上の努力をしないといけない。

いちごは気づきます。自分は甘かった。美月は天才で、だからすごいと思っていた。

「わたしたちもどんなキツイ特訓だってやってさ、本当のトップアイドルを目指そう」

「うん、一緒にね」

 

 

 

私はあかりジェネレーションの途中から見始めて、1年目を見たのは4年目の放送中でした。美月さんの努力を表す削られた床。いつの話の時に初めてそれを知ったのかは覚えていませんが、この第3話を見た時にああ、あの床はここ(結構序盤)で出てくるのかと思いました。Alchemy!?こんな序盤で?!

トップアイドル神崎美月。アイカツ最強キャラの貫禄です。いちごとあおいが密着していたのにもかかわらず全く弱さを見せませんでした。あと月影さんは結構出番多いですよね。劇場版でも出るし。

私がこのお話で好きなところは最後の数分。いちごとあおいが美月パレスに入ってからです。いちごからアイカツフォンを受け取る時の美月の息の切れ方、そのあと整えてから話す細かいところが特に好きです。そして美月の努力。

美月さんは文字通り命を削ってトップアイドルをやっているんだなと思いました。睡眠なんてあまり取れてないんでしょうね。

ていうか美月さんこの時中二ですね。若っ!